ふいちゃんの中国日記

生活編/出来事

雀巣奶粉

2008年2月22日

奶粉(nai fen ナーイフェーン)は粉ミルクである。雀巣(que chao チュエチャオ)は会社の名前かもしくは同じ会社の統一ブランドである。なぜなら、雀巣○○という商品がたくさんあるから。

普段、意識していないと目の前にあっても目に入ってこないものである。中国も確実に生活が豊かになり、いわゆるぜいたく病が増えている証拠でもあろう。同僚が糖尿病になって入院したので見舞いに行った。

なにがいいか考えた末、果物は糖が多いから好くないかなと、無糖の粉ミルクをもっていくことにした。いつも行く「好又多」の地下売り場へ行って服務員へ尋ねると、無糖の粉ミルク、無糖の何々と無糖コーナーがちゃんとあったのだった。見るといろいろな種類の食品が置かれていた。いつもこの前を通り過ぎていたのに関心がないということはこういうものなのだ。

つまり、それなりの需要があるという証左でもあろうと痛く感心したのだった。「貧富の差の拡大」が叫ばれる中、こういうぜいたく病で悩む人々が確実に増えているということでもあろう。

これは中国のある層はすでに飽食の時代に突入しているということでもあろうか。