ふいちゃんの中国日記

生活編/出来事

おじいちゃん

2008年2月28日

2008年2月初め、大連から成田へ向かった。3人掛けの通路側座席に座っていた。隣には年配の中国人と孫らしい2〜3歳の男の子がいた。

入国申請書を記入するとき、隣の人は「この子は日本人だから書かなくてもいいか」と空中小姐へ聞いていた。空中小姐の返事は小さい子は付添い人が書かなければならないということであった。

どうやら付添いで男の子を日本へ連れて行くのらしい。しかし、この男の子は日本語を話せるのかなという雰囲気はまったくなかった。この男の子は付添いの人を「yeye イエイエ おじいちゃん」と何度も呼んでいた。

 添いの人はミニカーやミカンやその他の食べ物を用意し、子供が退屈しないようにいろいろ気を使っている様子が見てとれた。それでもこの男の子は退屈してわたしの膝の上を渡って何度も通路へでて遊びながら成田へ着いた。

だが、この付添いの人はどうみても女の人なのである。なぜ、この男の子がおばあちゃんのことを「おじいちゃん」と呼んでいたのかはさっぱりわからない。あるいはこのおばあちゃんは名前が「yeye イエイエ」なのであろうか。

【註】
(父方の)おばあちゃん 奶奶 nainai ナーイナイ
(母方の)おばあちゃん 姥姥 laolao ラーオラオ