ふいちゃんの中国日記

自然編/動植物

しだれ柳

2008年3月21日




しだれ柳のどこにどのようなセンサーがあるのかわからないが、毎年暖かくなってきたなあという季節になると柳の幹〜枝のあらゆる部分が薄黄色味を帯びてくる。


遠くからみるとしだれ柳全体が薄黄色に変ったかのようだ。仔細に観察しても芽は膨らんでいるものの、まだ開いているわけではない。


この今のような状態から新芽が出だす季節にピッタリの唐詩がある。

 詠柳 
碧玉粧成一樹高 biyu zhuangcheng yi shugao 美人が化粧して一本の高い木になった
万条垂下緑絲條 wantiao chuixia lv sitao  たくさんの緑の細い打ちひもが垂れ下がっている
不知細葉誰裁出 buzhi xiye shei caichu   細い葉っぱを誰が裁断したのかな
二月春風似剪刀 eryue chunfeng si jiandao (旧暦)2月の春風はまるでハサミのようだ
(賀知章)