ふいちゃんの中国日記

自然編/動植物

迎春花開了

2008年3月23日


ついに大連でも迎春花が咲いた。わたしにとって中国での春は、この迎春花が咲いたのを見て初めて春が来たのだと実感できる。 

日本では春を実感できるいろいろなバロメーターがある。たとえば花粉症がひどいわたしは2月中旬から下旬になると決まって風邪気味になる。当初は風邪かと思って風邪薬を飲んでいたものだが効き目はなし。やがてこれは花粉症の前触れであることがわかってきた。そして鼻水とくしゃみがひどくなり、目頭が痒くなるなど花粉症特有の症状が本格化してくる。

菜の花もそうである。黄色な菜の花が一面に咲いてくるとまちがいなく春である。ところが大連では花粉症はないし、菜の花もあるのかも知れないが、身近にみることができない。

だから春の到来を実感できるのは目下迎春花である。

【註】
迎春花 yingchunhua インチュンフア 迎春花
開了 kaile カイ ラ 咲いた(“了”は情況の変化を意味する)