ふいちゃんの中国日記

生活編/商品情報

買物袋

2008年8月28日


6月1日からプラスチックの薄物包装袋が禁止されて以来、毎回レジのところで包装袋を買っていた。袋の大きさで価格が違っていて、わたしがよく利用するのはもっとも大きいので0.3元である。

レジの担当者も気を利かせているつもりなのであろう。ときには大きな袋1個ということがある。これは費用は安くなるものの、じつは非常に持ち運びにくいのだ。二つの袋であれば左右で持てるからバランスがとれる。しかし、1個の袋で5kgを超すと片手では持ち運びにくい。

なにか適当な買物袋がないかなあと考えてはいたものの、ついそのままになっていた。大連で売られている酸牛奶(suan1 niu2 nai3 スアン ニユーウ ナーイ ヨーグルト)は内蒙古(Nei4 meng3 gu3 ネイ モン グーウ 内モンゴル)や北京(Bei3 jing1 ベーイ ジン 北京)、長春(Chang2 chun1 チャン チュン 長春:吉林省の省都)などで製造されている。

各メーカーとも味は大差はないが、濃さには大きなバラツキがある。わたしは内蒙古産の「蒙牛」が好きで2L瓶を買って飲んでいるのだが、店頭に並んだときは製造すでに後5日くらい経っている。流通に時間がかかっているのであろう。これが売れ残って製造後10日くらいになると促販用にいろいろな付録が付く。

例えば、同じ会社の80mlほどの新商品かなと思われるイチゴ味酸牛奶とか、皿などの場合もある。最近は買物袋である。もちろん、製造会社の社名が入っている。8月初旬の休日、いつものようにレジで「袋が要る」と服務員へ要求したら、これを使えばいいと酸牛奶の包装をバリバリと破って付録の買物袋を取り出してくれた。そうだ、これでいいのだ、と気づかされた。

それ以来、休日に食料品の買物に行くときはこの買物袋を持っていく。買物袋を持って出かけるなど初めての経験である。だが、これはなかなか便利なのだ。なんと言っても持ち運びが楽なのがいい。

1週間分の食料買出し分はこの二つの袋でちょうど一杯になる。使ってみると大変実用的で、もっと早くからこうすればよかったなあと思うくらいである。地下資源の節約、ゴミ発生の削減にもなっているのでいたく満足しているところである。