ふいちゃんの中国日記

生活編/気をつけよう

泥棒参上

2008年10月8日

2008年9月21日の日曜日、夜10時前、突然ドアをノックする音があった。こんな夜更けに誰だろうと思って覗き窓から覗くと見知らぬ男がノックしている。顔がよく見えない。ドアにぴったり身体をくっつけているらしい。しかも横を向いている様子である。

「你是誰?」と質問するとアパートを管理している会社の名前を名乗るが用件は言わない。これは危険だ。もちろんドアは開けない。覗き窓から観察しているともう一人男がいて対面のドアをノックしている。2人づれである。対面の家もドアを開けない。

どちらの家もドアを開けないで、ものの1〜2分もすると男たちの態度が変わってきた。あわててエレベーターのボタンを何度も押している。ここは下から警察が上がってきたら逃げ場のない場所である。110番へ通報されたら確実に捕まってしまうだろう。まちがいなく泥棒である。

両方のドアとも応答がなくなったので身の危険を感じ取ったのであろう。エレベーターのドアが開くと二人とも脱兎の如く中に入っていった。アパートの管理会社の人間だったら、なにも慌てることはないのである。

多少、不安になったので友人に電話してことの経緯を話したら、「泥棒だ。絶対にドアを開けてはならない。」という。日本人が押入り強盗の被害にあった話しを聞いているので、不用意にドアを開けることはないが、用心用心。