ふいちゃんの中国日記

自然編/気候

中国の気温情況

2009年2月15日

中国の面積は大きい。地図を見ただけで日本の何十倍もあることがわかる。東西南北に広がっているから気温の温度差は大変大きい。

2009年2月6日の大連晩報は当日の気温見込みを次のように伝えている。それによると、もっとも寒い地域は中国の北極点と言われる「漠河」で、最高気温マイナス18度C、最低気温マイナス30度C、もっとも暖かい所は海南島の「三亜」で、最高気温プラス28度C、最低気温プラス20度Cとなっている。「漠河」は最低気温がマイナス40度Cを超えることもあるという。

その温度差は幅で58度C。「三亜」では海水浴ができる。そのとき「漠河」は極寒の季節である。中国とロシアの国境になっている、「漠河」に近い黒竜江は厚さ1mほどの氷で覆われており、あの重い戦車もその上を平気で通ることができるという。

北から南、あるいは南から北へ移動するときは空港で夏服と冬服とを着替えないといけない。

【註】
大連晩報 da4 lian2 wan3 bao4 ダー リエン ワーン バオ 新聞の名前(晩報→夕刊)
漠河 mo4 he2 モーホー
三亜 san1 ya4 サンヤー
黒龍江 Hei1 long2 jiang1 ヘイ ロン ジアン 河の名前(北極点ではロシアとの国境であるが、やがて哈尓濱市に流れ込む。氷灯祭りに使う氷のブロックはこの黒龍江の天然氷を使っている可能性がある。氷上で氷を切り出している光景を見ることができる。)