ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

来年

2009年4月17日

日本で中国語を勉強するときはたいてい何らかのテキストを使う。今日、明日、今年、来年などの言葉は初期の段階でかならずテキストにでてくる単語である。

中国語と日本語との対応は次のようになっている。
      日本語        中国語
     今日 きょう     今天 jin1 tian1  ジン ティエン
     明日 あす      明天 ming2 tian1 ミン ティエン
     今年 ことし     今年 jin1 nian2  ジン ニエン
     来年 らいねん    明年 ming2 nian2 ミン ニエン

「天」は「日」と同じ意味だからひょっとしたら中国も昔は今日(jiin1 ri4 ジン リー)、明日(ming2 ri4 ミン リーと言っていた可能性はある。

大連でよく耳にするのが「来年lai2 nian2 ライ ニエン」である。どうやら中国東北部では「明年」でなく、「来年」がけっこう多く使われているようだ。こういう事実から感じるのは日本語の「来年」はひょっとしたら中国語そのものではないかという思いである。中国語の「来年」の「年」は「ニエン、ニエン、ニエン」と続けて言っていると「ネン、ネン、ネン」になってくる。

日本語で「ライネン」と言っても東北部ではほとんど意味が通じる。