ふいちゃんの中国日記

社会編/経済

不況を報じる新聞

2009年4月25日


2009年1月30日の新聞「競報」の切り抜きである。第1Q(1月〜3月)が最も就業が厳しいという見出しである。現在、第2Q(4月〜6月)に入っているが、過去を振り返るのは未来を予測するよりは楽である。

確かに第2Qに入って景気が少し回復しているのがわかる。生産現場にいると仕事量の変化が敏感にわかってくる。自分のところだけでなく、客先の情報も総合するとどうやら第1Qが最も厳しかったようである。

最も厳しいときが最も就業がむずかしいということにつながる。日銀総裁は少し良くなったからといって本格的な回復にはいったと錯覚してはならないと警告を鳴らしている。

世の中は無常であり、常に変化している。変化しているからこそチャンスも出てくる。好転したら一気に実りを掴めるように不況のときの過ごし方が大事である。