ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

急用

2009年5月7日

日本語の「急用」と中国語の「急用」は意味がかなり違う。大金持ちの中国人でも日本円をいつも持っているとは限らない。銀行へ行けば預金していることもあるかも知れないが、通常は外貨は身につけていないのが普通である。

ところが日曜日、急に日本円が必要になるときがある。休日も銀行は開いているが、預金はできても引き出しはできない。そういうとき、たとえば日本人のわたしのところへ「10万円急に必要になった。1日だけ10万円貸してくれませんか。」という電話があったりする。
 
あれば貸すことができるのだが、物騒なので、普段、現金は部屋に置いていない。引き出しを確認したら6万円しかなかったりする。
このように中国語の「急用 ji1 yong4 ジイ ヨン」は「差し迫った入用」のことで、日本語の「急ぎの用事」とは違う。

日本語の「急ぎの用事」には「急事 ji2 shi4 ジイ シー」を用いる(小学館:中日辞典)