ふいちゃんの中国日記

仕事編

事務所の温度

2006年2月7日

 大連の暖房は大連市が集中供給しているが、わたしの勤める工場は工場だけの私設集中暖房方式になっている。原理は大連市のと全く同じであるが、要は熱源を自前で供給しているということである。
 わたしの事務所は約16m2と狭いが、この中にもきちんと熱供給のパネルがでんと座っている。結果としてどういうことになっているかというと、ものすごく暑いのである。だから着ているものは作業着の下は秋用の長袖シャツとその下に半そで下着だけ。それでも暑すぎるので事務所に入ってまずすることは、窓をあけてから長袖シャツを肘までまくってさらに作業着も同様にまくる。つまり肘から先は露出されているのである。当然ズボン下などは穿けない。それでもまだ暑い。
 なんとかならないかと担当部門へ訴えたが、わたしの事務所は熱源供給の最初のほうにあって、全てが直列につながっているのでここを絞ると後工程の部屋が寒くなるから駄目だという。ある人は「冷房したらどうですか」と言ってくれたが、いくらなんでも冷房とは示しがつかないと思ってこの冬はずうっとそのままにしていた。そんなわけで外はマイナス気温が続くなかで、異常に暑い事務所で仕事をしていたことも体調をくずす要因になったのではないかと思っている。