ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

物以希為貴

2009年8月18日

以前、瀋陽の「故宮」入り口前で初めて食べた「藍苺」のことを紹介したことがある。1斤60元と非常に高い。その後、大連で「藍苺」と称する果物をみる機会があったが、これも非常に高く1斤70元ということであった。

しかし、瀋陽の「藍苺」と大連の「藍苺」とは明確に違う。大連のは「ブルーベリー」である。瀋陽のは今もわからない。いずれも価格が高いことでは共通している。どうしてこんなに高いのだろう、という疑問に対する解答はこれである。

物の価格を決める一つの大きな要素は需要と供給の関係である。「藍苺」はまだ大連では一般の普及果物の仲間入りをしていない。だから希少が故に値段が高いというわけである。

【註】
物以希為貴 wu4 yi3 xi1 wei2 gui4 ウー イーイ シー ウエイ グイ
物は希少をもって尊しとなす