ふいちゃんの中国日記

観光編

無錫・蓮の種

2009年9月13日

日本にも「蓮」はあるのだが、「蓮の種」は見たことがないという人はけっこういるようだ。初めて見る人は「これはなにだろう」と率直に感じても不思議ではない。「蓮の花」と「蓮の実」とは知らないと結びつけるのがむずかしいほど似ていないのだから。

中国では各地の池や沼に植わっている「蓮」は多いからこのような「蓮の種」を見る機会はけっこうある。

また、中国では、ひまわり、スイカ、かぼちゃ、蓮などの種が炒られて一般によく食べられている。種をたくさん食べてきた人の上前歯はまるで工具のように磨り減っていて「種」が前歯の磨り減った部分にすっぽりと入って、一噛みで種をきれいに割ってしまう。早い人は2秒に1個くらいの早さでパリッ、パリッと器用に割っていく。