ふいちゃんの中国日記

生活編/衣食住

鶏の足と鶏冠

2009年11月2日

中国では鶏の足や鶏冠はごく普通に食べられている。みな口々にとてもおいしいという。あのゼラチンの味がなんとも言えないほどおいいしいというのだ。しかし、そのような食文化に育っていないこちらとしては簡単には食べる気がしない。というわけで大連に来てもう4年が過ぎたのに一度も鶏の足と鶏冠は食べたことがなかったのだ。

今年の9月末か10月初めに日本でみたテレビで「みのもんた」が司会で日本のあちこちの各地域特有の食文化を紹介していた。

その中の一つに九州大分県のある地域で、中国と全く同じ食文化、つまり、鶏の足と鶏冠を日常的に食べている食習慣を紹介していた。そして同じようにみな口々にいう、「足は最高においしい。これほどおいしいものはない。」と。

なんのことはない。わたしがただ食べたことがないだけで、日本でも地域によっては昔から食べられていたのだ。それを知ってから、中国大連に戻ってきてあの鶏の足を食べてみた。食べなれていないせいか、おいしいとは思わない。しかし、食べて気持ちが悪くなるとかいう物でもない。

ついでに鶏冠も食べてみた。これまた、足とは別の味だが食べられないわけではない。食べなれてくればおいしく感じられてくるのかな。中国料理では頻繁にでてくる料理なのでしばらく食べ続けてみようと思っている。おいしく感じられるようになるのを期待して。