ふいちゃんの中国日記

仕事編

深せんの人は働き者

2009年11月16日

深せんの人は働き者という人は多い。深せんは地元の人は少なく、ほとんどが外地からの人たちで構成されている。その分、愛着心が乏しく、腰掛の気持ちが強いという。つまり、金稼ぎに来ているのであって、いつまでもここで働く気持ちの人は少ない。

しかし、しっかりと仕事をしないと金をもらえないので、じつによく働くのだという。そういう環境の下で仕事とはこういうものだと育った人が大連へ仕事にくると、半年か一年で大連を去っていくという。

なぜかというと、大連の人は仕事をしないからだというのらしい。こちらは一生懸命に仕事をしているのに、仕事をあまりしない人と同じ給料では嫌気がさして辞めてしまうのだという。

そういえば大連の人はのんびりとしている。仕事はこれやれあれやれと要求しないとろくに仕事をしない人は多いし、それでいて給与水準は高いから、つまり仕事というのはこの程度でこんなに給料をくれるのだということらしい。こういう環境が、仕事はできるだけ楽をして、給料はできるだけ多くもらうという風潮ができあがっているという。

つまり、仕事に対する姿勢がまるで違うのだ。だから嫌気がさして大連を去っていくのだという。