ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

福星

2009年1月21日

ある人が客人を招待してあるカラオケ店へ行くとなぜかその日はその店に客がたくさん来るのだという。それも1回や2回ではなく毎回そうなのだという。それでその人はいつのまにかそのカラオケ店にとって「福の神」として扱われるようになった。

その人がその店へ行くとママもチーママ達も「今夜は客がたくさん来るぞ」と喜び、そしてその通り、客がたくさん入るのだという。だから、その人が入っている部屋にはママやチーママが頻繁にやってきてサービスするので招待された客人も喜ぶのだという。

ママがその人へ言う。「毎日来てください。」と。するとその人はこう答えるのだという。「馬鹿言うな。私はそんなに暇ではないし、ましてやそんな金持ちではない。」と。残念ながらその人は1週間に4回〜5回も仕事の関係で客人を招待するほど客人が多くないのだという。

【註】(小学館:中日辞典)
福星 fu2 xing1 フウ シン 幸運の人、人々に幸福や希望をもたらす人または事物。
この反対の言葉は日本語では「貧乏神」であるが、相当する中国語は「災星 zai1 xing1 ザイ シン」である。