ふいちゃんの中国日記

生活編/健康

座浴

2006年2月25日

 日本にいたときは知らなかったが、これは中国では普通に知られているようだ。痔の悪い人にはお勧めの方法。排便のあと、お尻がスッポリと入るほどの大きさの容器があればよい。材質はなんでも構わないが、プラスチック製容器が入手簡単。
 入院してまず買わされたのが10元の座浴用のプラスチック容器。これに温水を入れ、一握りの塩を入れて溶かす。これで準備は終了。お尻をこれに浸けて30分座浴。これで排便のあとのうっ血を解消するということのようだ。はじめはまじめに30分座浴したが、そのうち20分になり、ついには10分と横着した。医者に確認したら、10分でもよいという返事だったので安心。特に痔の悪くない人でも予防としてはかなり効果があるのではないかと思われる。
 座浴は排便の都度するわけだから、日によっては10回の座浴となる。当時はまだ痛みも残っているので疲れやすい。排便のあと10分間ベッドに横になって休憩後、座浴10分、そのあと薬交換で、けっこう時間がかかる。回数が多いものだから医師も面倒なのか、薬交換は午前1回、午後1回の計2回でいいということになった。
 医師からはこの座浴を3ヶ月は続けるようにといわれた。仕事が始まった2月5日からの1週間は体力が完全回復していないのと、座浴で時間がかかるため、朝1時間くらいゆっくりさせてもらった。2週間目から体力が回復してきたので普段より30分早い朝5時半に起きて全て済ませ、いつもの7時15分に車で出発できるようになった。
 この座浴はだから4月一杯まで続くことになる。