ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

バイキン

2010年1月21日

日本では「バイキン」は日常語で、バイキンがいっぱいとか、手にいっぱいバイキンが着いているからよく手を洗うようになどとまるで汚いものの代表のようなイメージである。普通カタカナで表記されることが多いが、ときには「バイ菌」という字にもお目にかかることがある。

つまり、中身についてほとんど意識したことがなかったのだが、たまたま「黴菌很多 mei2 jun1 hen3 duo1 メイ ジュン ヘーン ドオー 黴がとても多い」という言葉に接してはたと思い当たったのだった。「そうかバイ菌のバイは黴という字だったのだ」と、浅学の自分を認識したのだった。

ご存知のように黴には人間に有用な黴もたくさんあるから、人間やその他の動物はこの黴菌がうじゃうじゃいる世界のなかに住んでいるといったほうが正しいのかもしれない。