ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

わっしゃあ

2010年1月29日

日本の関西地方では概ね自分のことを「わし」と言う。「わたし」が縮まって「わし」になったのだろうと一人合点していたのであったがひょっとしたら違うのかもしれない。そもそもなぜ自分のことを「わたし」というのかもわからないのだ。

広島県呉市では自分のことを「わっしゃあ」というらしい。そしてこれもかのお方は中国語なのだという。つまり、我是(wo3 shi4 ウオーオ シー わたしは----です。)が変化して「わっしゃあ」になったのだという。そう言われてみるとそんな気もしてくる。ついでに言うと日本人みんなが使っている「わたし」も「我是」から派生してきた可能性もあるではないか。

「わし」に至ってはより「我是」に近い。「わしゃあ」「わしは」もみな親戚であろう。