ふいちゃんの中国日記

生活編/出来事

JALのサービス

2010年3月15日

2010年3月上旬、久しぶりにJALに乗った。移動予定日の往復便がちょうどJALしかなく、航空会社を2社にすると4060元が一気に1560元ほど価格が増えてしまうからだった。

経営再建に向けていろいろ考えているのが伝わってきた。まず、サービスの変化。左右2列中央3列、1列合計7座席あるから、当然通路は2つあることになるのだが、サービスのワゴンは1列しか来ないのだ。これはサービスの手抜きであろう。

ただ、ワインがあったのはワイン好きの当方としてはうれしい限りだ。そしてワインのおかわり(2瓶目)があるのも尚よしである。中国系の航空会社(中国国際航空、南方航空)では最近はワインをおいていないのだから。

食事は味〜材料からみて明らかに中国製である。以前は2種類あって選択できた食事も今は1種類のみである。つまみと食事とが分かれていた時代はとうの昔に終わっている。

いろいろ、苦心しているのだなあと伝わってくる今回のJALであった。しかし、「エアライン敗戦」(中央公論新社:杉浦一機)によれば世界的な流れである「格安航空」に対応できなかったのが最大の破綻原因とあるから、この程度でどこまで再建できるかはわからない。「貧すれば鈍する」ことのないよう、頑張ってもらいたいものだ。

それにしてもあの不吉な「JAL」マークはそのままにしておくのかな。