ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

側躺

2010年4月18日

病院生活は毎朝7時に食事で、8時ころになると5人の護師(hu4 shi1 フーシ 看護士)が揃って見回りに来る。そして毎回決まって「頭疼不疼tou2 teng2 bu teng? トウ トン ブトン 頭が痛いですか?」頭暈不暈?tou2 yun4 bu yun4? トウ ユン ブ ユン めまいがしますか」と聞く。このチェックは入院の16日間ずうっと続いた。

逆に考えると、この症状の代表的特徴は「頭痛と眩暈(めまい)」なのだなとおよその察しがついた。だから「頭痛と眩暈(めまい)」がなければ危険な状態ではないのだなと自己診断ができるのだった。幸い、終始一貫して頭痛と眩暈はなかったのだ。

あと一つはこの後、「側躺 ce4 tang3 ツア ターン 横向きに」と言ってわたしを横向きにさせて、わたしのパジャマをめくって臀部を触りながら皮膚の色も観察するのだった。なぜそんなことをするのですかと尋ねると「褥瘡ru4 chuang1 ルー チュアン 床擦れ」ができていないかをチェックしているという説明であった。

毎日、床擦れ有無をチェックするということはこの病気は「床擦れ」を起こしやすいのだろうと考え、仰向けに寝たり、右に横になったり、左に横になったりと意識的に長時間同じ姿勢にしないよう心がけた。