ふいちゃんの中国日記

生活編/健康

中国の医療

2010年4月21日

退院してから半月の自宅静養が必要という医者の診断であったが、この間日本へ帰って精密検査を受けたほうがいいのではないですかと気遣ってくれる人もいた。しかし、わたしはそのまま中国に留まって静養することにした。

先端医療では日本が進んでいるのではないかと思う。しかし、一般の病気では中国(大連)の医療水準は日本と遜色ないのではないかと感じている。頭部スキャナーやNMRなど日本の設備が導入されているし、自分自身治療を受けて大変納得のいく状況であったからまったく不安に感じたことはなかったからだ。

中国東北部は気候の影響か塩分の摂取量が多く、おまけにアルコール度数の高い白酒(度数60度前後)が多く飲まれている。中国は日本のような国民皆健康保険制度はないから病気になっても金がない故に十分な治療を受けられない人も多いと聞く。さらに日本のように予防医療の観念がまだ十分発達していないのでこの種の病気の患者は多く、医者は豊富な臨床経験をもっているようなのだ。

今回で2度目の入院であったが、経験的に言えることは中国の医療水準は相当高いと言っていいのではないかということである。