ふいちゃんの中国日記

生活編/気をつけよう

大連空港のトイレ

2006年3月18日

 中国でトイレにトイレットペーパーがあるのはホテルと空港のトイレだけというのがこれまでの常識であった。ところが大連空港の中のトイレにはトイレットペーパーがないのである。たまたまトイレットペーパーが切れているのではなく、紙ロールを取り付ける小道具そのものがないのだから、これははなからそういう設計になっているということであろう。
 汽車や電車のトイレ、街中の公共トイレ、デパートのトイレ、観光地のトイレなどに紙がないのはこれはもう誰でも知っていることであるが、空港のトイレには以前はたしかトイレットペーパーがあったはずである。いよいよ空港のトイレもそうなったか、となるとホテルのはどうなのかと気になってくる。
 中国では紙は貴重品といっても最近は物が豊富に出回っており、トイレットペーパーはそう高いものではない。空港運賃の高さに比べればトイレットペーパーの費用くらいは容易に吸収できそうに思うのだが、はなからトイレットペーパーは自分で用意するものとの習慣とか思想のうえに成り立っているとしたら、これは原価計算の問題ではなくなるから
なにを言ってもほとんど意味のないことになる。
 とにかく中国では外へ出るときはトイレットペーパーの携帯は必須である。街中にしろ有料のトイレは必ずといっていいほど有料でトイレットペーパーを置いているのでまず心配はないが、空港のようなトイレでは番人がいない分、トイレットペーパーも置いていないので要注意である。