ふいちゃんの中国日記

生活編/衣食住

覇王が危ない

2010年8月5日

シャンプー「覇王」は間違いなく頭髪が生えてくる優れ物なのであるが、この3日ほど前から日本と中国の両国で発癌性物質が含まれていると報道されているという噂である。

そのためか「覇王」会社の株価が急落しているという。製品の回収がどうなっているかわからないところが多々あるが、もし製品回収になり株価がさらに落ち込めば会社の倒産もあり得るであろう。

なにせ日本のようにどの新聞を見ても株価欄があって前日の株価がすぐにわかる国と違って、この発癌性物質騒動の状況は噂以外の確たる情報源がないのだから困ったものである。

長年使ってきた当方としては買い置きの別種類シャンプーもないものだから、まあ長年使ってきてとくに問題もないから、3〜4日使用期間が延びたとて急に発癌するわけでなかろうと、今のところそのまま使っているのである。

昨今、電気部品業界では使用材料のグリーン購買が要求されている。環境汚染物質が含む材料を使わないように要求する客先が大半で、もし環境汚染物質が含まれていることがわかると多額の賠償金を請求されることになる。

「覇王」はまさにその教材である。へたすると会社の存続が危うくなる。規模は小さくてもキチンとグリーン購買をしていないといつどういう問題が発生するかもしれない。「覇王」問題は他人事では済まされない時代がすでに始まっている。