ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

作秀

2010年9月1日

「秀作」ならわかるが、「作秀」となると見当もつかない。なぜこの言葉かというとつい最近、中国国営テレビのあるチャンネルがアメリカとベトナムとの共同演習を取り上げていた。

ご承知の通り、アメリカとベトナムは数十年前ベトナム戦争を戦った国である。テレビの中で「アメリカとベトナムの今回の共同演習は作秀か戦略か」という題目が頻繁の画面に現れていたのである。

「作秀」とは何か、恐らく日本人はわたしだけでなく誰もが意味不明であろう。辞典によると「zuo4 xiu4 ヅオ シユウ」は「パフォーマンスをする」と出ている。なるほど「作秀」がパフォーマンスとわかると全体の意味が飲み込めてくる。

さらに辞典によると、“秀”は英語の「show」からきているとあるから「表意文字」としてはわからないはずである。