ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

面対面

2010年10月4日

日本では直接会って話をすることを“face to faceで話をする”とよく表現される。昨今、コンピューターやインタネットの発達でe-mailでの通信は大変便利になったが、やはり基本はface to faceでコミュニケーションをはかるのが重要であろう。

以前働いていた会社で、目の前に座っている人から口頭でいえばすぐ済むようなことをe-mailで連絡をもらったのでびっくりしたことがある。確かにe-mailは便利であるが、便利さだけに頼るといろいろな問題がでる。

例えば、ある人は別の会社の人にある問題の解決を依頼するときにe-mailで一方的に依頼するだけで澄ましている。案の定、返事すら来なかった。どんなに丁寧に書こうと親しくない相手に一方的にe-mail依頼してもまず無理だろう。相手の高水準の技術とノウハウをe-mailだけでただでいただこうなどという配慮のなさがまずいけない。

細かな配慮の足りない人は同じ会社の中でも似たようなことを繰り返す。e-mailだけで“ああしろこうしろ”と連絡〜指示する。ちょっと足を運んで“こうこうこうだからこうしてほしい“と言えば互いに気持ちも通じるし、あっさりと済むことである。影で”あの人は何様と思っているのだろう“などと囁かれるようではいけない。

「face to face」のことを中国語では「面対面(mian4 dui4 mian4 ミエン ドイ ミエン」と言う。日本人には非常に解り易い表現で解説は要らないであろう。日本語でも“面と面”で話をすると表現される。