ふいちゃんの中国日記

生活編/出来事

某日系銀行の電話番号案内

2010年11月4日

用があって某日系銀行へ電話した。例によって「こちらは○△□銀行です。ご用の方は内線番号を押してください。内線番号がわからない方はむにゃむにゃを押してください。」と中国人の日本語案内である。

しかし、この「むにゃむにゃ」がなんとも聞き取れない。なんとなく「2」と聞こえるので「2」を押すと再び「こちらは○△□銀行です。」の繰り返しになる。つまり「2」は間違いであることを知らされる。

そうすると、次に聞きようによっては「3」にも聞こえるので「3」を押すと人による案内に代わる。さらに最初の番号案内を終わるまで聞いていると「「9」を押してください」というのもでてくるから「9」を押すとこれも人による案内に代わる。この「9」は明確に聞き取れることができる。

この銀行はずうっと客にこのような不便さをもたらして来たのであろうことが容易に想像できる。どういうことかというと、この銀行の日本人スタッフは一度も代表番号に電話かけたことがないのではないかということである。だから、日本では誰知らない人はいないほどの名の通った銀行なのに自行の自動電話案内が非常に不鮮明であることを知らないのであろう。

別の日本人にも聞いてもらったところ、「はっきりしないが無理やり聞くとやはり「2」に聞こえる」という。つまり、わたしの錯覚というわけではないのである。しかし、わたしも「御行の自動電話案内は変ですよ」とは言わず仕舞いである。