ふいちゃんの中国日記

生活編/出来事

某日系銀行の人物改め

2010年11月7日

素性不明の人間に対する扱いは徹底している。なんでもマネーロンダリング防止のためだとかいうが、わたし如きの人間にはマネーロンダリングなどまるで縁のない話ではある。

口座開設手続きの一部始終が映像記録されて証拠品として残されるのだと言う。いつ、どこで、誰が、どのようにサインしたかが証拠品として映像記録されるのだ。聞くところによると音声は記録されないというのだから、証拠品としては価値半減と思うのだが、もう一分張りして音声記録装置も整えればよかったものを。

これに対して、中国系の銀行はまったくそのようなことはなく、第一、口座開設そのものが全てが代理人でこと足りるのである。こちら方の中国人スタッフが嘆いた「日系の銀行はなんて面倒くさいのだろう」は実感がこもっている。

なにはともあれ、口座開設は無事終了し、ことは次の新段階へと進んだのだ。