ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

氷柱

2012年1月28日


このところの寒波で、テレビを通してあちこちでつららを見ることができる。このつららは雪国では大変厄介なものである。

工場の屋根はそれなりに高く、雨どいなどはないのが多い。雪国の工場では冬、人の通るところ、とくに出入り口付近には長い木の棒がよく置かれてある。初めてこの棒を見たときは不思議に思って尋ねたものだ。「この棒はなにをするのですか。」

答えは簡単で、長く延びたツララを棒で叩き折るのだという。たしかに根元直径50mm、長さ1.5mはありそうなツララの先端は鋭く尖っており、こんなのが突如、真上から落ちてきたら人の頭など簡単に突き刺ささってしまって、完全な凶器に変わってしまうのだ。用心用心。

【註】氷柱 bing1 zhu4 ビン ジュウ ツララ