ふいちゃんの中国日記

文化編/感覚が違う?

歩道の真上で商売

2012年2月5日


2011年7月、久しぶりの大連開発区である。横断歩道は中国でも人のための歩道である。「何でもあり」の中国だから驚くには値しないのかもしれないが、この横断歩道の上に店開きしているのはわたしにとってはじめての光景であった。

写真の左側はロータリー交差点になっていて、この横断歩道はけっこう人通りも多く車もそれなりに多いところである。それでも横断歩道の全幅を占拠しないで、中央部は人が通れるように開いているのをみるとそれなりの配慮がされていると言うべきか。

見ていると、たくさんの人が何事もない様子でこの店の両側を通って横断歩道付近を渡っている。横断歩道を渡った人もついでとばかりにこの店に立ちよって買い物をしている。店の主人から言わせれば、ここは人通りが多く、家賃もいらないし、立地条件のたいへんいい場所ということなのかもしれない。

しかし、交通安全は客が自己管理しなければならない。店の主人は安全な歩道の上にいて、移動式露店と客は車道の上なのだから。