ふいちゃんの中国日記

生活編/衣食住

家庭迷你音響

2006年3月30日

部屋には会社が用意してくれた大型テレビがある。日本のNHKも見えますということであったが、実際にはチューナーが悪いのであろう、はじめにわずかの期間、部分的に映っただけでいまは全く映らない。当初はわたしもまじめに考えていたので都度、董事長へそのことを伝えた。すると指令が飛んで担当者が動くのだが結果はいつもだめで、要は何度調整しても映らないのである。

そのうちにじつはいま使っているチューナーは2年ほど前にいた元工場長の部屋にあって、故障したので修理に出してから半年振りに戻ってきたのだが、映りが悪いので放ったらかしにしていたといういわくのある機器であることがわかった。もともと修理が完了していなかったのであろう。それからはわたしも要求しなくなった。

だから、いまは衛星テレビはどこも映らなくなっている。それでも国内のテレビは映るので夜はよくみていた。テレビは受身であり、テレビをみていると自分の時間がものすごく制約される。そこで音響機器を買うことにした。安盛の超市に家電売り場があり、そこに各種の音響機器が売られている。無錫東強数碼科技有限公司で製造された“家庭迷你音響”で、日本流に言えば“家庭用ミニステレオ”というところか。

スピーカーの外枠は木製で本当のミニであるが音質がけっこういい。600元のところを500元まで交渉。値引き交渉の途中で分かったのだが、おまけがたくさんあって、卓上電気スタンド、食器セット、東強DVD珍蔵版(3枚入り)までついている。卓上電気スタンドはベッドの横にほしいなと考えていたところだったのでちょうどよかった。買えば60元くらいはするから、おまけとしてはなかなかのもの。

映像もいいが音の世界も劣らずいい。テープ、CD,VCD,DVDが使えるので一気に生活に潤いがでてきた。聞きながらほかのことが出来るからいい。さっそく中国の歌を覚えることにした。カラオケで中国の歌を5曲くらいは歌えるようになりたいと思っている。

【註】
  家庭迷你音響 jiating mini yinxiang
   ジアチアン ミーニー インシアン 家庭ミニ音響
  無錫東強数碼科技 wuxi dongqiang shuma keji 
   ウーシー ドンチアン シューマー カーギー 会社名 数碼はデジタルの意