ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

先嘗后買

2012年2月12日


おいしそうだけど本当においしいかどうかわからない、そういうとき、ちょっと味見できれば助かる。おいしければ買うし、まずければ買わないで済ませることができる。

葡萄は勝手に一個とって味見できるが、みかんなどは店側で皮をむいて皮の中に置いたりプラスチック容器に入れていたりする。新商品の菓子類では店側が販売促進の目的で味見できるように店先に並べていることがある。また、物産展でも味見できるようになっている場合が多い。

しかし、ものには常識というものがあって、同じ一個でもりんご一個を味見するとか、スイカを一個丸々味見するなどということはしない。店側もこれは認めないだろう。こういうところは日本も中国も基本は同じである。

季節になれば、露店でサクランボや葡萄などが盛んに売られるが、べつにいちいち断らなくても一個味見するくらいでは咎められることはない。売り手も買い手も承知した便利な慣習である。

だが、世の中にはこの習慣を利用してあちこちで味見して、お中いっぱいになってから買わずに帰る人間もいるから始末が悪い。これは只嘗不買である。

【註】先嘗后買 xian1 chang2 hou4 mai3 シエン チャン ホウ マーイ 先に味わってから買う
   只嘗不買 zhi1 chang2 bu4 mai3 ジー チャン ブー マーイ 味見だけして買わない。