ふいちゃんの中国日記

観光編/成都

都江堰・羅漢果

2012年5月18日


街子古鎮の裏通りで売っていたので六個買ってきた。風邪ではないが喉が少し変でときおり咳がでていた。咳止めにこれがよく効くよと薦められてかったのがこれ。

大きさは直径5cmほどの球状で皮は薄く0.2mmほど。指で押すだけで簡単に割ることができる。小学館中日辞典によると、羅漢果(luo2 han4 guo3 ルオ ハン グオーオ)はラカンカという名のウリ科のつる植物の果実で、咳止めに用いられる漢方薬とある。

この殻を小さく指で折り、中の種と共に湯のみ茶碗のお湯の中に入れると茶色の成分がすぐに出てくる。出てくる茶色は殻のほうが圧倒的に多い。種の数を正確に数えたわけではないが、毎日朝晩2回入れ替えて飲んだとしても羅漢果一個で2か月分はもちそうだ。友人が六個選んだ意味がわかった。ちょうど一年分だったのだ。

容器のダンボール箱にいろいろ効能を書いてある。止咳・化痰・清熱・解肺熱。咳きを止める・痰を取り除く・体内の熱を下げる・肺の熱を解消する。これを飲んだ結果は喉が軽くなり、咳が少なくなった。効果ありである。しばらく飲み続けて見よう。

この羅漢果は殻が割れ易い。ダンボール箱にはさらに「軽拿軽放」と書いてある。