ふいちゃんの中国日記

生活編/大連カラオケ事情

文身とe−mail

2005年 11月 3日

 文身は「刺青」のことである。大連では若い女の「文身」をときおり見かける。とくに夏などは短パンとシャツとの間に素肌をさらしている若い女で、おしりの丸みを帯かかった部分に「文身」をしているのにお目にかかったことがある。たまたま、ある日本人と一緒だったので、すぐ後ろで小さな日本語で「すごいね」とささやいたものだった
 最近ある「カラオケ」に行ったとき、背中の左肩下に縦3cm×横10cmほどのかなり大きな刺青を露出した「お嬢さん」がやってきた。はじめ何かを貼っているのだろうと思って「それはにせものか」と聞いてみた。すると「ほんもの」だというのでさわっていいかと聞くと「いい」という。さわってみたらやはり「ほんもの」でなかなかいい肌触りであった。ついでに値段も聞いた。友だちが彫ってくれたのでただだったという。そんなわけで刺青のお値段はわからず仕舞い。
 わたしの横にいた「カラオケお嬢さん」に聞くと中国の若い女で刺青をしているのは結構いるという。で、その「お嬢さんは」と聞いてみたが彼女自身は刺青をしていなかった。中国には刺青文化が昔からあったのであろう。
 中には「カラオケお嬢さん」で、住んでいる部屋にパソコンがあって、e-mailでやりとりしているというのがいた。興味を感じてアドレスを聞いたらあっさり教えてくれた。それでテスト送信をしてみたが、1週間経っても返事がこないところをみるとおそらく自分の部屋にはないのではあるまいか。中国ではコンピュータはまだまだ高価で、一般の人はまず買えない。「カラオケお嬢さん」の収入がいいとはいっても1万元前後のコンピュータを簡単に買える「カラオケお嬢さん」はそうはいないのかもしれない。