ふいちゃんの中国日記

生活編/大連カラオケ事情

カラオケ京東の7周年

2006年4月11日

 このカラオケ店の経営者の旦那は日本人という噂は聞いていたが、やはり事実のようである。4月7日(金)、五彩城にある本店で開店7周年パーティが開かれた。私もあるお客様を招待して参加した。といっても料金は普段と変わらず、むしろシーバースが500元で1本のところが2本になるなどの特典がある。

 入り口で全員に抽選券が与えられる。1階で各種の催しがあり、客は1階で直接みてもよいし、2階の貸切間に居たまま、モニターでも見られるという趣向である。わたしたちは1階で座ったまま見られる席についた。内容を説明する代わりにプログラムを写すことにする。パーティの時間は20:30〜23:00。

1 司会者の挨拶    菅野様と雨晴チーママからご挨拶させていただきます。

2 花火打ち上げ    お客様に外に出て鑑賞していただきます。

3 総経理の挨拶    劉芳よりご挨拶させていただきます。

4 ダンスショー    本店のお嬢さんの華麗なダンスショーをお楽しみください。

5 ゲーム「愛の結合」 テーブルの上に置かれた紅豆と緑豆の中から、紅豆だけを取り出してください。一番多くの紅豆を取り出したチームが勝者となり賞品を獲得できます。

6 抽選会(第一回目) チケットの番号での抽選会です。10名様

7 狂風組合      なんじゃこりゃ!?っていうような過激なショーです。

8 ゲーム「イス取りゲーム」 お馴染みイス取りゲームです。最後まで残ったお客様は勝者となり賞品を獲得できます。

9 抽選会(第二回目) チケットの番号での抽選会です。10名様
10 雑技ショー     お馴染み雑技ショーです。今日はどんな雑技でしょうか。

11 ゲーム「リンゴの恋」 お客様とお嬢さんは首の間にリンゴを挟み、手を使わずにある場所に運んでいただきます。一番多くのリンゴを運んだチームが勝者となり賞品を獲得できます。

12 抽選会(第三回目) チケットの番号での抽選会です。10名様 

13 ミュージックタイム サックスフォンや中国の「ふるす」という楽器を使った心の静まるムード音楽をお楽しみ下さい。

14 抽選会(第四回目) チケットの番号での抽選会です。10名様

15 ママの挨拶と1等賞の抽選  劉暁麗ママが1等ヘネシーXOの抽選を行い、そ 後に皆様にご挨拶させていただきます。

16 記念ケーキカット&餃子  皆様ご一緒にケーキや餃子を味わいながら京東の7周年を味わってくださいませんか?食べ終わったらムード音楽に乗ってチークダンスを踊りましょう。

 菅野様とはどういう方なのだい、とカラオケお嬢さんに聞くと、なんでもほぼ毎日店に来る人で、上客の一人なのだという。抽選会では私の番号8をきれいに飛ばして7と9が当たったのは残念至極。しかし、9は招待した客さまの番号(賞品はワイン)だったからまずよしとすべきか。

 後半、総経理が各テーブルを回って挨拶にきた。初めてお目にかかったが、かなり若い感じであった。30代半ばか。非常にいい顔をしていて、経営者の相である。中国人の女のなかには美人ではないが、非常にいい顔をした女がいる。この総経理もその一人で、こういういい顔をした女に出会ったのは大連に来てこれで2人目である。

 「主人は日本人で、開発区にいる日本人にリラックスしてもらうためこの店を開きました。開店当時は11人のお嬢さんでスタートしましたが、わたしは日本人のためになるようにいろいろ考えて経営してきました。なにか気がつくことがあったら教えて下さい」というので、あることを一つ問題提起した。

 そうしたら、なにか閃くところがあったのだろうか、ぱっと表情が変わって「ありがとうございます。大変参考になりました。近いうちにお食事をご馳走させていただきます。」と言われて「えっ、本当。ご馳走してくれるのですか。」「はい」ということになり、名前と連絡先を教えてくださいということになった。

 抽選の番号からするとこの日の参加者は約130名である。大連で、決して顔が広いなどと冗談にも言えない私であるが、この中で4人顔見知りの人がいて少しびっくり。いずれも仕事関係の人である。

 開発区にいる日本人で、この店を利用する人が多い理由の一つは会計が明朗であることが大きな特徴ではないかと思う。この店は安心して飲める。それとよそでよくあるようなカラオケお嬢さんが自分の売上げを伸ばしたいために客に高価なワインをせびるようなこととかがまずないからでもあろう。