ふいちゃんの中国日記

生活編/衣食住

CCTV 各チャンネル

2013年6月18日


中立性を持っているという日本のNHKはわたしの知るところ3チャンネルだが、中国でこれに近いのが国営テレビ放送である。国営だけに国の意向を受けて製作されている。下記のようにチャンネルは多岐に渡って専門化されている。
    CCTV1 綜合
    CCTV2 財経
    CCTV3 綜芸
    CCTV4 中文国際
    CCTV5 体育
    CCTV6 電影
    CCTV7 軍事・農業
    CCTV10 科学・教育
朝から晩まで、この範囲内の内容を放映している。

中国名は中国中央電視台で、英語名はChina Central Television。通称CCTV。ニュースは中国共産党の管理化にあると言われている。夜7時から8時(ときに早く終わることもある)までのニュースは35チャンネルほどある民放や衛星放送(各地域の民放を含めれば数はさらに増えると思われる)もほとんどがCCTVと同一の画面を流している。

強制的なのかなと思ったのだが、中には流していないチャンネルも実際に1~2局あるので詳しいことはわからない。あの広い中国大陸でこの時間帯に国民の多数が観ているというのは圧巻である。

政治に絡むこと意外はかなり客観的で、日本に関するニュースもそれなりにある。地震情報、株式市場情況(とくに暴落の場合)、災害情報などは日本人のわたしより先に中国の友人たちが情報入手してe-mail連絡してくることがある。

10年以上前から、これらのチャンネルはどれもコマーシャルを流している。以前は国からの費用で経費をまかなってきたが、現在は民放と同じく宣伝広告費だけで運営されているそうだ。日本のNHKもこういうところは取り入れてもいいのでは。