ふいちゃんの中国日記

生活編/大連カラオケ事情

春を売る

2006年6月15日

ときおり日本の新聞に中国へ旅行した団体が集団買春で中国当局から摘発されたという記事が載ることがある。
中国では売春はホテルがもっとも利用されていると言われる。日本のようにラブホテルが普及していないから、一般のホテルが利用されることになるのであろう。

以前は当局につかまると罰金5000元強が課せられたらしい。
今年の3月に法律が変わったことは案外知られていないようだ。
罰則が強化されて、
   ? 罰金は5000元強(従来と同じ)
   ? 拘留15日間(新規追加)
   ? 勤務先の会社へ通知する(新規追加)
   ? 家族へ通知する(新規追加)
の4つが同時に課せられることになったという話を聞いた。

気持ちが通じれば身体も通じるというのは種族「ヒト」に共通した自然の摂理のようだから、日本人の男と中国人の女が男の泊まっているホテルの部屋に一緒に入ったからといって、即、売春とは限らないわけで、売春と合意はどう区別するのか。

おそらく「銭」が介在するか否かが分かれ目になりそうだが、そうすると先払いは証拠が残り易く、後払いは証拠が残りにくいということになるのであろうか。
それともまだまだ人治の要素が強いかの国だから、担当者のさじ加減でどうにでもなるのであろうか。