ふいちゃんの中国日記

観光編/丹東

鴨緑江大橋の構造の差

2006年6月19日

この鴨緑江大橋は横から見ると奇妙な姿をしている。
中国側から見て2/3の長さは橋の強度を増すための懸垂ロープ構造であるが、北朝鮮側の1/3はこれがない。
これは片側を中国が建設し、残りの片側を北朝鮮が建設してことが原因になっている。

この非対称ぶりは橋としては特異であり、橋脚距離が見た目同じだから強度としては中国側の懸垂構造が断然強そうである。
なぜこんな格好の悪い橋になってしまったのか不思議である。
経済力による差なのか、設計技術力による差なのか、さてまた設計思想による差なのか。