ふいちゃんの中国日記

観光編/丹東

虎山長城(2)

2006年6月29日

入り口から東の果ての砦まで往復で約1時間である。
入り口はいかにもあとで作られたといった感じであるが、長城は昔からあったようでもあり、あとで復元されたようでもある。
この砦までは後半結構きつい道のりが続く。
砦にはさらに一段高い見張り台があり、頭が天井にぶつかりそうになりながら登っていく。
ここからは360度見渡すことができる。
つまり、川の後方は北朝鮮、手前側は中国である。

こうやって高いところから眺めると、国境の川にはいくつかの一跨ぎで渡れそうな場所がいくつかあることがわかる。
同じ朝鮮族で狭い川一つで隔てたられているが、もともと深い交流のあった地域なので今でも互いに親戚が多いのだという。