ふいちゃんの中国日記

生活編/大連カラオケ事情

食い逃げ

2006年7月17日

カニとエビと野菜料理の折箱を持ち帰る算段が狂ってしまったのはいいとしよう。
カニをばりばりと健康的な音を立てて食べていたお嬢さんが食べ終わると、いかにもご馳走さまといった様子で部屋を出て行こうとするので「おいおい、食い逃げかい」と言ったら、またきょとんとしている。
意味がわからないようだ。

こういう言い方も始めて聞いたようだ。
字で書いて示す。
すると今度は意味がわかったという。
「食」と「逃」という字の意味が日本語と中国語とで同じだから、こういう場合は字をみるとわかるということになる。

こちらは軽い冗談のつもりで言ったのだが、そのお嬢さんは指名したお客さんが先に帰ったにもかかわらず、私にそう言われたものだからけっきょく最後までわたしたちに付き合う羽目になってしまった。
根がまじめなのだ。