ふいちゃんの中国日記

文化編/感覚が違う?

慣れ

2006年7月29日

輸出加工区の近くで大爆竹の音が5分ほど続いている。
このごろはどんな爆竹の音にも驚かなくなったが、あまりいいこととは思えない。
どこかの工場で事故があって、たとえば、プラント工場が大爆発を起こしても、また、どこかで爆竹を鳴らしているくらいにしか思わなくなっている。
やはり、急に大爆発音が起きたら、何かあったのでないかと感じるようでありたい。

工場の回りにはしだれ柳が植えられていて、その緑色が落ち着きと潤いを与えている。
2週間ほど前からこのしだれ柳でニイニイゼミが鳴き出した。
最近はミーンミーンゼミも鳴いている。
仕事をしながらセミの鳴き声を聞くのも悪くない。
ふっと日本にいるかのような錯覚さえ覚えるときがある。

だが、突如聞こえてきた大爆竹の音でもニイニイゼミが鳴きやまない。
セミまでも慣れてしまっているようだ。