ふいちゃんの中国日記

仕事編

増えたお客様

2006年8月14日

外見というのは大事だなあというのがよくわかる。
新工場へ引越ししてからお客さまの数が目だって増えてきた。
同じ設備と同じ人とが場所を移動しただけで同じ製品を作っていて中身は変わっていないのに。

まだ外観塗装が終っていないので周りの工場に比べるとやや異様であるが、わたしの美的感覚でいうといまの状態もけっこういい。
あちこちひびが入った外壁を補修したセメントが全体としていろいろおもしろい形状を呈している。
これで塗装が終ればそれなりにきれいな工場になるだろう。

これまで職場は1,500m2くらいの広さだった。
いまもほぼ同じ面積なのだが、工場はその4倍の広さで、敷地の面積はそのまた3倍の18,000m2(約5,450坪)である。
わかりやすくいうと今は工場の1/4しか使っていない。
1階は半分が、2階は全部がそっくり空いている。

営業活動の効果が少しずつ出てきて、新規のお客様が増えつつあるのはたしかだが、新規開店の店をどんな様子かなと見にくる客が多いのと似たような現象なのかもしれない。
これまで付き合いのあった金型屋、仕入れ業者、設備メーカーさんたちがなにかと理由を設けてやってくるようになった。
この現象はもうしばらく続くかも知れない。

空いている部分を埋めるのがこれからのわたしの主要な役割である。