ふいちゃんの中国日記

社会編/公共

停電(6)

2006年8月31日

3日に一度の停電が、いつ停電になるかわからない状況になり、今度は1週間に1回の停電制になったかと思うと、停電曜日に関する情報が2系統公表されて、どちらが正しいのかわからず、供電局へ直接聞きにいくことにした。

午後3時に行ったら、まだ窓口は閉まったままで、職員たちは事務所の中で歌を歌っていた。
仕方がないので出直して4時に行ったら、もう帰る時間だから明日出なおして来いと言って、客が来ている前でさっさと店閉いして帰って行ってしまった。

どうもやる気がないようだ。
彼らも自分たちの都合だけ考えて、客の都合など全く考えていない。
たしか、供電局は午後は1時から5時まで営業することになっているはずなのだがなあ。

この分だとかの国では人手不足などは50年や100年の近未来では発生しないのかもしれない。
いざとなったら、全国津々浦々までチェーン展開している職員の半分を忙しいところへ回せば済むからだ。人員が半分になったからとて、もともと1日の半分しか仕事をしていないのだから帳尻は合うことになる。

こんな調子では、供電局の責任者がこういう状況になって申し訳ないと文章で表明していても、現場では屁とも思っていないのかもしれない。一緒に行った中国人が嘆いて言い捨てた。「完全に腐敗している」と。