ふいちゃんの中国日記

社会編/公共

長蛇の入国審査

2006年9月15日

9月3日、成田空港で入国手続きに並んだ。
ところがいつものようにスッスと進まない。5分並んでも1人しか通過できない。どうなったのだ。
これでは中国と同じではないか。
全体を眺めて見ると日本人用の窓口の数が非常に少なく、外国人用の窓口が多い気がする。
上にはこんな表示がしてある。

ということは、以前は外国人が長く待たされていたということであろうか。
張り紙でなくこのように立派なものをつくったということは、これは短期間の試みでなく、かなり長期に表示するつもりだなと勘ぐる。
それにしても「ブースを外国人の方の審査に活用する試みを実施しております」などとは解りにくくて奇妙な日本語だなと思う。
まるで外国文を直訳したような文章である。
「待ち時間が多少長くなることがあります」ではなく、大幅に長くなっているのだ。

単純に外国人用の審査窓口を増やした。その結果、日本人用の窓口が減ったというだけの簡単な話ではないかと思うのであるが、すぱっとなぜそういう表現がとれないのか不思議に感じる。
日本人も外国人も並ぶ時間が大差ないように配分すればいいだけではないか。