ふいちゃんの中国日記

生活編/衣食住

ごっちゃ煮

2006年9月21日

私の得意料理は「ごっちゃ煮」。
解りやすく言い直すとレシピを知らないということ。
朝晩の2食を自分で作っている。
日本製のだし付き味噌を基本にして、魚、鶏肉あるいは豚肉を入れる。
豆腐もよく使う。
さらに人参、大白菜、キャベツ、きのこ、インゲン豆、なす、苦瓜、トマト、ジャガイモなどの野菜を放り込んで、あとはぐつぐつ煮るだけ。

煮ているあいだに濃厚ヨーグルトをグラスに一杯飲み干す。
以前はキッチンドリンカーだったが大連に来てからはもっぱらヨーグルト。
野菜類は季節によって多少変化はあるものの、おしなべて似たようなもの。
南瓜の場合は南瓜だけで煮る。

味は薄口。栄養のバランスはおそらく問題ないだろうと自己解釈。
慣れてくると自分の作ったおかずがもっともおいしく感じてくるから不思議。

じつは中国にも「ごっちゃ煮」がある。字で書くと雑火会。
日本にない漢字なので説明が必要。
火と会は一つの字で火偏に会というべきか。発音はzahui(ザーフイ)。

「ごっちゃ煮」はなにも知らない私でも作れるということは、これが原始的なレシピのはじまりなのかも知れないなどと勝手に思っている。