ふいちゃんの中国日記

生活編/出来事

お守り

2006年9月30日

いくつになっても姉は姉、弟は弟。
小さいころからよく可愛がってくれた二姉がお守りを買って持ってきてくれた。
わざわざ祈祷してもらった特別なお守りである。
けっこう目立ちやすい朱色で、中央にわたしの名前が書かれている。
したがって写真に撮るのは控える。
これをいつも身につけておくと災難に遭わなくて済むという。

そこでわたしはズボンのバンドに通して外へ吊るしている。
そうするとなぜか安心感が湧いてくるから不思議だ。
これがすなわち一つの効果なのか。
夜、カラオケへ行くときも当然、吊るしたままで出かけて行く。
ふとカラオケお嬢さんの視線を感じて見ると、お嬢さんの目がこの「お守り」を見ている。

どうやら見たこともないものを見つけて興味深深といった感じで、あれっ、何だろうとじっと見ているようなのだ。
日本では珍しくないお守りだけど、どうもこのようなお守りは中国にはないのかもしれない。

ヘルプでやってくるお嬢さんたちもみな同じように見ている。
このお守りのことを日本語で説明してもよくわかってもらえない。
こういうことは日本での生活体験がないと理解しにくいのかも知れない。