ふいちゃんの中国日記

観光編/延吉

蛤蟆捕り

2006年10月17日

図們江も源流は幅50cmだった小川もだんだんと下流に行くにつれて川幅は広くなる。
この川は冬は恐らく全面凍結しないのであろう。
春になってこの川で冬眠していた蛤蟆が目覚めて岸辺にあがってくるのをそっくり捕まえようとするのがこの仕掛けである。
仕組みはいたって簡単で、単にプラスチックシートを縦に張って置くだけなのだが、蛤蟆はここまで来たらそこで停まったままでいるというのだ。
蛤蟆の習性ということらしい。
このシートの仕掛けが延々と続いている。

だが、いくら金になるとはいえ、こんな捕り方をしていると蛤蟆が激減するのではないかとどうでもいい心配をしたくなる。
もっとも北朝鮮側に行く蛤蟆も同様にいるだろうからバランスは取れているのかな。
そんなに高価なのであれば養殖を考えそうなものだ。