ふいちゃんの中国日記

仕事編

明天回来

2006年10月23日

某大手企業大連工場の資材部の責任者は女性中国人である。
その会社の総経理から紹介を受けて電話した。
この会社は代表番号へ電話すると自動装置で内線を回してください。わからない場合は0を回してくださいと中国語と日本語で案内される。
この方式は大連開発区ではもっとも多く導入されていると思われる方式である。

0を押して交換がでると、資材部の○○部長をお願いしますと言ったのだから、まちがいなく資材部へつながっている筈である。
電話を受けた人は「○○部長はきょうは南方へ出張していて明日から出勤します。」という。
翌日電話するとまったく同じ手順で資材部へつながる。
するとまたもや、「○○部長は深圳へ出張していて明日から出勤します。」という。
それで、そのまた翌日に電話するとやはり「出張へ行っていてあしたから出勤します。」という。

出張が伸びたのか、部門の人がそれを知らないのか、あるいは面倒くさいからとそう言っているのかはっきりしないが、中国(大連)においてはこの程度のことで驚いたり、あきれたり、怒ったりしても仕方がないことだと達観。

【註】
明天回来 mingtian huilai ミンティエン フイライ あした帰ってくる