ふいちゃんの中国日記

生活編/衣食住

ギョウザ攻め

2005年 11月 21日

 晩飯のおかずを掃除のおばさんが作ってくれるようになって数日目の話。日本からお客さんが来たときはときどき夜一緒に食事をすることがある。そういうときは掃除のおばさんへ電話して「今日は夕食はいらない」と事前に連絡することになっている。二日続きで客人があったとき「不要」の電話をいれたら、「あしたはギョーザを作る」ということだった。中国のギョウザは地方によってまた家庭によって大きさ、味付け等さまざまな種類がある。翌日、どんなギョウザかと期待して夜、部屋へ帰った。たしかにギョウザは作られていた。
 味はまずまずだったが、その量は優に50個は超していると思われる大きめのギョウザが大皿にこぼれ落ちんばかりに山盛りされていた。いくら大食漢でもこんな量は食べられない。結局、ごはんも食べずに只ギョウザだけを食べる羽目になったのだが、食べることができたのはほんの10個ほどで、それで満腹になった。残りはラップしまた冷凍庫行きとなった。 
 この夕食をつくってくれるおばさんはきっと大家族で生活しているのではないかと想像してしまう。二日続きで3合と4合のご飯を炊いてくれていたことを思い出し、さながらギョウザ攻めにあっているような感じである。