ふいちゃんの中国日記

生活編/衣食住

お化け饅頭(マントウ)

2005年12月4日

 いつも二口、三口で食べられるマントウに慣れていたせいかこんなマントウをみると「すげーな」と思ってしまう。掃除のおばさんは地元の人である。わたしの生活圏はいまのところ会社の往復とごく限られた点だけで、まだあまり面まで広がっていない。だからまだ知らないことがたくさんある。数日前、夜アパートへ帰ったら台所にとてつもない大きさのマントウが1個置いてあった。
 マントウは小麦粉だけで作った蒸しパンで、字は日本の饅頭と同じだがこちらは中にはあん、具などは入っていない。あんこや肉、野菜などが入ると「包子」と名前が変わる。色は白色をしている。味は淡白でわたしもときどき食べる。宴会などでも最後に主食としてよく出され、中国では非常にポピュラーな食べ物である。
 ためしに寸法をはかってみた。直径が14cm、高さが7cmと巨大である。値段は1元とラベルが貼られていた。当日は全くこのマントウに手が付けられず、翌日から食べ初めて都合3日かかってようやく食べ終わった。それにしてもわたしは大食漢ではないのに何でこんな巨大なマントウを買ってくるのかさっぱりわからない。